- これまでの病歴・手術歴・現病歴等が書かれた主治医の先生方の「診療情報提供書」をご持参ください。(おかかりの医療機関で発行していただけます。)
- リンパ浮腫治療用の弾性包帯、弾性ストッキング・スリーブをお持ちの方はご持参ください。
- 施術を行いやすいよう、緩めの下着を着用してお越しください。
- 治療後は患肢に弾性包帯を巻いた状態でお帰りいただくことがあります。来室時は普段より大きめの服装や靴をご用意ください。
たとえば- 下肢の浮腫の場合
ウエストがゴムのロングギャザースカート、
緩めのロングワンピース、リラックスウエア。
ひものスニーカー(2サイズぐらいおおきいもの)など - 上肢の浮腫の場合
前あきのゆったり目のパーカー、
カーディガンなど
- 下肢の浮腫の場合
- 初回の来室時は、生活上の注意事項も含めてお話をいたします。ご家族も同席していただくことをお勧めします。
予診表
あらかじめこちらのリンパ予診表を印刷、ご記入のうえお持ちください。
患者様の状態を正しく把握するために、できるだけ詳しくご記入ください。
リンパ予診表 (PDFファイル:81KB)
ご予約のキャンセルについて
急な発熱やご都合のためにご予約をキャンセルされる場合には、
治療前日までにお電話にてご連絡ください。
また、遅れてご来院される場合には、心配しますのご一報ください。
禁忌について
以下の疾患・症状がみられるときにはマッサージは禁忌(マッサージが行えない場合)となります。
- 心性浮腫・心不全
- 急性炎症(蜂窩織炎(ほうかしきえん)・皮膚炎など)
- 感染症(風邪、インフルエンザ、水虫など)
- 急性静脈疾患(深部静脈血栓症、静脈炎など)
- 生理中
蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは?
蜂巣炎とも呼ばれる皮下組織の急性炎症です。長期にわたり患肢に組織液やリンパ液が停滞することにより免疫力が低下し、小さな傷や水虫などによる細菌感染、過度な負担を契機として蜂窩織炎になりやすくなります。
おもな症状は悪寒(身体全体にさむ気、だるさを感じる)・発熱(局所に熱感を感じる、38℃以上の高熱)など風邪の症状ににています。
この症状が出た場合は安静・熱感部分の冷却をし、主治医の診察を受けてください。
日常生活で注意したいこと
- 皮膚を傷つけないようにしましょう
血圧測定、採血、注射は健側で行いましょう
深爪をしないようにしましょう
虫刺されやペットによる掻き傷に注意しましょう - リンパ液の流れを妨げないようにしましょう
時計、指輪、下着などで皮膚を締め付けないようにしましょう - 長時間の温泉浴、サウナ浴は避けましょう
- 長時間、同じ姿勢をする場合はときどき手足を休めましょう
- 重いものはできるだけ小分けにして運びましょう