形成外科の先生のご厚意で、手術を見学させていただきました。
浮腫を改善するために手や足の部分で、顕微鏡を使ってリンパ管と静脈をつなげていくという繊細な手術です。
当院では複合的理学療法という方法を使ってリンパ浮腫の改善を目指しています。
患者様の浮腫の場所によっては、この方法がうまく効果を上げないこともあります。
また手術の前にはリンパ管の状態をよくした上で手術に臨み、術後2週間では吻合したリンパ管の再生が活発になるときにしっかりした圧迫療法を加えることも勧められています。
そのためのセルフケアを学ぶことも大切です。
このため、常にリンパ管―静脈吻合手術をされる医療機関とは連携をとっています。
実際に手術でどんなことが行われるのか、それを間近で見る貴重な機会でした。
見学をご了解くださった患者様にも感謝です。
見学内容の詳細をここに書くことは難しいのですが、この経験を今後皆様にお返ししていきたいと思っています。